読んだもの見たものメモ - 写真とアニメーション
1.
ガニングの文献で参照された「パリ、タンプル大通り」という初期の写真について調べていて見つけた記事。
タンプル大通りは人通りが多いのに、露光時間が長すぎて動く人が写らず、写実的であるはずの写真が虚構性を持っているというのが面白い。
靴磨きと靴を磨かれている人の2人が唯一写っているが、ダゲールによって指示されたものなのか、自然発生的なものなのか、分からないのが面白い。
黒澤清監督の『ダゲレオタイプの女』は公開当初から見たかったんだけど……見れてない。
2. ガニング『映像が動き出すとき——写真・映画・アニメーションのアルケオロジー』第8章で参照されていたアニメーション映画
上三つは1990年代初期のアニメーション映画。今見ても面白いしアニメーションを作る困難さと感動が伝わる。
『Neighbours』は1952年。今見ても面白い。ストップモーション動画の走りみたいな。